1つのテーマで3つのネタを!ネタ不足を解消する「かけ算思考」
具体的には、1テーマにつき3つの着地を考えます。「1×3=3」というわけです。
どんなテーマでも、ひとつネタを考えたら、次はまた別の視点を考えてみたり、違う切り口で取り上げてみたりすれば、ネタがどんどん増えていくものなのです。
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このようにしてネタを増やすことで、伝えられる側も「なるほど。前に聞いた方程式の話は、そういう解釈もできるのか。おもしろいな」と感じることができます。
実際、物事には表があれば裏があります。いろんな角度から見ることで、新たな発見や気づきが得られるもの。
そして、人はそのような話を「おもしろい」と感じるのです。
テーマは同じでも、着地を変えれば違うネタになる。言い換えると、かけあわせるものが大きく変われば、同じテーマでも全く違う内容になる、ということ。
「ネタ欠乏症」になりがちな方は、ぜひ試してみてください。かけ算とは、こうやって使うものなのです。
(文/深沢真太郎)
【参考】
※ビジネス数学の専門家深沢真太郎〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube
※ビジネス数学ブログ
※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
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