2025年には必ず人材不足になる!人間しかできない5つの職業
団塊世代の現役引退に伴って、アメリカの労働市場も大きく変化しつつあります。賃金は上昇傾向にあるものの、労働者不足が大きな問題となっているのです。
そして、アメリカのビジネス関連リサーチ団体であるカンファレンスボードは、今後10年間で人材不足はあらゆる産業に影響を与えるだろうと予想しています。
人間よりもはるかに早いスピードで物事を処理するシステムや技術が開発され、効率化をはかれても、そのスピードと物量に人間が追いつかないことが原因のようです。
アメリカのビジネス情報サイト『Fast Company』が、2025年に人材不足になるであろう職種を紹介しているので見てみましょう。
■1:貿易業者
カンファレンスボードによる「現状の労働者不足リスト」のトップ10に、電気技師や機械工といった職種が含まれています。
多くの労働者が高齢化により退職していくなかで、それを補う若い労働力が減少しているためです。しかし将来的には、貿易業に従事する人も少なくなっていくだろうと、人材コンサルティング会社マンパワー・ノース・アメリカの副社長であるキップ・ライト氏はいいます。
人件費削減のためにあらゆるツールが自動化されても、完全な自動化はできず、個人のスキルに頼らざるを得ない部分があります。