日本人は90歳以上!最新研究で2050年の平均寿命が明らかに
例えば、東アジアでは1950年には45歳だった平均寿命が74歳になり、アメリカ人の平均寿命は20世紀初めから現在までで47歳から79歳に延びています。
現在の増加傾向が継続した場合、21世紀半ばまでに誕生したアメリカ人の予想される寿命は現状よりも9年以上長くなり、88歳までになると予想されます。
また、ロサンゼルス・タイムズ紙では、2000年に82.9歳だった日本人の寿命は、2050年には90.9歳に延びるだろうと言及しています。
■医学の進歩によって寿命はさらに延びる可能性がある
医学の進歩によって、この平均寿命の予想はさらに延びる可能性もあります。
実際、いくつかの大学と研究所は、より長く健康的に生きられる方法についての研究を始めています。カリフォルニアに拠点を置く、生物医学研究機関のバック・インスティテュートはそのひとつ。この研究所は、加齢による慢性的な疾患についての研究の焦点を置いています。2013年に発表された研究で、彼らは芋虫の寿命を5倍に引き延ばすことに成功しました。
また、全米の優れた病院のひとつであるメイヨー・クリニックによる最近の研究では、ネズミの老化細胞を取り除くことで老化による臓器や組織の損傷を遅らせ、生存期間を35%延ばすことができたそうです。