1位は7万6千円も違う!男女の賃金格差が激しい職業トップ10
みなさんは、男女間の賃金格差を意識したことはありますか?
じつは、日本は男女間の賃金格差が大きい“男女格差社会”です。一般労働者の平均賃金は、男性が32万9,600円、女性が23万8,000円(ともに月額)で、賃金格差は72.2%(2014年、男性の賃金を100としたときの女性の賃金割合)。
単純計算で月額9万1,600円も違います。この水準は、34か国からなるOECD(経済協力開発機構)の中でも韓国、エストニアに次いでワースト3位です。
しかしこれはあくまでも全体の平均です。気になるのは、同じ仕事をした場合にどれくらい差がついているのか。
残念ながら、日本では多くの企業が男女間の賃金格差を計算したこともないという状況で、職種別の格差に関する調査はありません。
そこで、一般労働者の男女間賃金格差が82.5%(2014年)と、少しだけ日本の先を行くアメリカのリアルな数字を見てみましょう。
■男女の賃金格差が激しい職業トップ10
アメリカの報道機関『USA TODAY』が、このほど労働統計局が発表した2014年のデータをもとに、最新の職種別賃金格差ワースト10を報じているのです。