1位は7万6千円も違う!男女の賃金格差が激しい職業トップ10
の格差
必ずしも日本でこれらの職種の格差が大きいとは限りませんが、生々しい数字が並びます。1位の個人金融アドバイザーは、格差が日本円にして週あたり7万5,960円。
同じ水準の教育を受け、同じ条件で同じ仕事をこなしても男女間でこんなに差がついているとしたら、とても他人事とは思えませんよね。しかも、日本はアメリカよりもさらに平均格差が大きいのですから!
■男女の賃金格差があまりに激しい理由
『USA TODAY』では、アメリカの男女間賃金格差の要因として、妊娠・出産による離職のほか、女性は男性ほど賃金について雇い主と交渉しないこと、勤務時間が長い職種に就きづらいことを挙げています。
自らの権利について積極的に主張するイメージの強いアメリカの女性でも金銭面の交渉をしない傾向にあるとは少し意外ですよね。でも、こうした要因は日本にも大いに当てはまるものばかりです。
ゆるやかにですが、格差の是正は進んでいます。終身雇用制度が一般的だった日本でも、能力に応じた給与制度が徐々に浸透し、育休制度の充実や女性管理職を増やす取り組みも始まっていますよね。
更なる格差の是正のためには、まず当事者である私たちが意識すること。