昔のうるう年は最強!女性が男性に結婚を強制できる時代があった
「女性からのプロポーズは断ることができない」
昔、スコットランドにこんなトンデモ法律がありました。しかもこれは、正式に女王が制定した法律です。時は、1288年のスコットランド。
このとき、スコットランドは男性優位社会で、そのためプロポーズも男性からしか認められていなかったためです。今回は、この逆プロポーズ法律について、お話ししたいと思います。
■女王の決断で法律が制定
スコットランドでは当時、「女性からプロポーズしていい日を作ってほしい」という女性の声が数多くありました。
確かに、「愛する人と一緒になりたい」という恋心はいつの時代にもあるもの……。それで、ついにマーガレット女王は「女性からのプロポーズOKにしよう」と決断しました。
しかも、こんなおまけ付きで。
「4年に1度のうるう年には、女性は好きな男性にプロポーズすることができる。また、基本的にそれを断ることはできない。もし断るなら、罰金などを払うべし!」
つまり、「プロポーズを断ったら罰金!」ということです。ビックリな法律ですよね。
■今でも風習が残っている
しかし、その後「うるう年の1年間ずっとはキツイ」といった反発の声も多く、「うるう日(2月29日)」