結婚すると喜びは2倍!でも「生活費が4倍になる説」の真相解明
イギリスに「結婚は悲しみを半分に、喜びを2倍に、そして生活費を4倍にしてくれる」ということわざがあります。
日本では前半部分だけ、つまり「結婚は悲しみを半分に、喜びを2倍にしてくれる」がよく紹介されますが、なぜか後半部分はカットされています。
あまり見たくない結婚の真実なのでしょうか?前半は心理的主観なので置いておいて、後半の「結婚すると生活費は4倍」は本当なのか、日本の統計で調べてみました。
■結婚しても生活費4倍はありえない
総務省統計局、34歳までの勤労世帯比較によると、ザックリ書くと日本で働いている単身者は、男女ともに月21万円くらい使っています。
「そんな使ってないよ!」と思うのは、税金を忘れているからです。月21万円のうち約5万円は、最初から天引きされる税金や社会保険料などです。
なので、それらを無視したら月16万円ほど消費している形となり、これなら生活実感と合うのでないでしょうか。
そんな二人が結婚したら、いくらくらい生活費がかかるようになるのでしょうか。
単純に計算したら月21万円×2人で月42万円になります。
ずばりその金額ですが、2人以上になった場合は月33万円です。