1日は24時間じゃない!なんと7月に「24時間+1秒の日」が
ただし、今までは増えるタイプのみで、減るタイプは実施されたことはありません。
■うるう秒を体感する方法
たった1秒なので、7月1日になっても気付かない気がしますよね。私たちがこのうるう秒を実感するには、一体どうしたらいいのでしょうか?
この方法のひとつは、時報(種類による)です。通常1時間に一度のみ鳴らす時報音(ポーン音)が8時59分60秒と9時と2回連続して鳴ります。
また日本には、少数ですが8時59分60秒という時間を表示する時計も!例えば、東京なら武蔵小金井駅コンコースの時計は、ちゃんとこのうるう秒(8時59分60秒)を表示しています。
電波時計などは、通常1日に1回程度電波によって時間を合わせているため、その合わせる時間まで1秒ずれた時間を表示しつづけます。
■うるう秒で起きる障害
ただ、たった1秒だけ。それで、「別に1秒くらいずれでも日常生活には問題ないじゃん」と思ってしまいますよね。
でも、これは大間違い!
無数のコンピューターがつながっている現在、機器によって1秒ずれるとネットワークに齟齬を来たし、機械がおかしくなってしまうことがあるのです。
実際に前回の2012年の時には、オーストラリアのカンタス航空でトラブルが生じて2時間以上に渡って混乱が生じました。