くらし情報『日本人は死ぬまでに5トンも排泄!目をそらせないうんちトリビア』

日本人は死ぬまでに5トンも排泄!目をそらせないうんちトリビア

ちょっと驚きの数字ではありませんか?

■1日に520グラムも排泄する人たちが!

また、本書で紹介されている世界の糞便量がすごい!

ケニアでは520グラム。マレーシア(地方)は477グラム、ウガンダ(農村)は470グラムと、おもにアフリカや農村地帯では快便という結果が。

一方、米国人はたった150グラム(いずれも成人の一日平均糞便量)。

アフリカの伝統的な食事には食物繊維が多く含まれており、米国人の高タンパク高脂質で食物繊維の少ない食事との糞便量の差は歴然。本書では、戦後日本の糞便量激減は、食生活の欧米化が原因であると指摘しています。

ちなみに、うんちに占める食物繊維の割合は、意外にもたった5%程度。60%以上は水分で残りは古い腸の粘膜組織や細胞、腸内細菌やその死骸なのだそう。

そうか、食物繊維は『激落ちくん』的なカス量とポジショニングなのですね。


■排泄に食物繊維が重要だとわかった経緯

いまでこそよく知られている食物繊維の働きですが、それまで不用物と考えられていた食物繊維の有用性を研究し、「食物繊維を忘れずに!」をモットーに普及活動を続けた人物がいます。

本書で紹介されている、アイルランド出身の外科医デニス・パーキット医師(1911~1993)

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