絶対に人脈自慢しない!一流の人と「そうでない人」との大きな差
『信用される人が絶対にやらない44のこと』(山﨑武也著、日本実業出版社)は、生き方や品格についての著作も多い著者が、「信用される人」に必要なことを説いた書籍。
第一印象から行動、果ては習慣まで、「多くの人が忘れかけているかもしれない大切なこと」に焦点を当てています。
そんななか、個人的にいちばん気になったのは、「一流っぽく見えても、こんなときに『化けの皮』がはがれる」というタイトルがついた第2章。
たしかに、少しでも「一流」に近づこうという意識は、品位ある大人として持っておくべきかもしれません。
そこで、一流とそうでない人との差を、この章から探ってみたいと思います。
■1:上に立つ人ほど、周囲のことを考える
ビジネスの世界で不祥事があったときなど、表面的に謝罪するだけで責任をとった気になっているリーダーの姿をよく見ます。しかし、それでは「責任をとった」とはいえないと、著者は断言しています。
しかも、それは組織の大小に関係のないこと。
小さなグループのリーダーにも、同じように責任のある言動が望まれるということです。
いってみれば、上に立つほど下に対するサービス精神の発揮が必要になるということ。