くらし情報『正の字には意外なルーツと意味が!昔と今の「ものの数え方」比較』

正の字には意外なルーツと意味が!昔と今の「ものの数え方」比較

など順番が決まっている場合もあります。

(2)の記号、海外で多いのは縦線がひとつずつ増えていくタイプです。

ひとつは|、ふたつは||、3つは|||4つは||||という感じです。最後の5は4つの線の上から、全体を消すような斜め線を入れます。

日本と海外の数え方、どちらも10進法でなく5進法というところがおもしろいですね。

今回の話をまとめると、(1)昔の日本では正ではなく玉を使っていた、(2)不正をする人などがいたから玉は使われなくなり正の字になった、(3)中国や韓国でも正の字を使っている、(4)海外では指を折る方法と縦線の記号が多い、ということ。

私たちは人生のいろんな場面において、数えることを行っています。毎日のように行う作業だからこそ大事にしたいものですね。


(文/シール坊)

【参考】

※もぐら(2014)『もぐらと奈加ちゃんが「日本人のヘンな習慣」について考えてみた。』KADOKAWA/中経出版

※「正」の字以外6種類もある海外版数え方-日刊ニュージーライフ
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