アメリカで平熱は37℃!日本人よりアメリカ人の体温が高い理由
整理してみると、アメリカ人の体温は、赤血球が多い=比重が高い=濃度が濃い=蓄熱量が高い=体温が高い、となるわけです。
アメリカ人は、ポカポカと熱を蓄えているわけですから、日本人より薄着なのも理解できますね。
■日本とアメリカで大きく違う“熱の基準”
アメリカ人のほうが体温が高いとわかったところで、アメリカ人と日本人の、熱の基準もくらべてみましょう。
アメリカ人の平熱は、37±1℃。つまり38℃を超えないと発熱はいえません。平熱が日本人より高いならそうなりますよね。
日本人は、もっと細かく分かれています。
[37.1~38℃]微熱
[38.1~38.5℃]軽度発熱
[38.6~39℃]中度症発熱
[39.1℃~]高熱
38℃までが微熱というのもびっくりですよね。
筆者の中では38℃ってかなり高熱のうちに入るのですが……。実際、竹内さんのお父さまも36.8℃ぐらいの熱で大騒ぎされているそうです。日本人は体温に対して実際より低めに認識しているのかもしれないですね。
もし今後アメリカで何かしら治療を受けることになったとき、こういった違いを知っておくと便利です。ぜひ頭に入れておきましょう。