くらし情報『妙なる美の布に出会う旅 〜インドネシア ジャワ島中部〜』

妙なる美の布に出会う旅 〜インドネシア ジャワ島中部〜

クラシカルなものから、伝統柄をポップにアレンジしたものまで、通りの左右に数多くの店が並び、目移りしながらの買い物も楽しい。

バティックビジネスが盛んなジョグジャカルタでは、工房もどんどん進化している。伝統を踏まえながらも、ファッション性の高い高級バティックを生産する注目ブランドが、「バティック・ニョニャ・インド」。天然染料と科学染料とを巧みに用いた、鮮やかで華やかな布は、なかなかにファッショナブル。ジャワ、ヒンドゥー、中国、イスラムなど、さまざまな文化が融合する、今のインドネシアを具現化するかのような、優雅なバティックだ。

神聖な雰囲気に包まれる「アマンジウォ」にステイ
妙なる美の布に出会う旅 〜インドネシア ジャワ島中部〜

©Aman

王宮や博物館を訪れて、美しい布を見て、触れて、ジャワ文化の片鱗を感じたら、ステイは、「アマンジウォ」で。


妙なる美の布に出会う旅 〜インドネシア ジャワ島中部〜

©Aman

ボロブドゥール寺院遺跡群に近く、断崖絶壁の山々の側に建つ「アマンジウォ」は、リゾートとは言え、どこか神聖な雰囲気に包まれている。鬱蒼と繁る密林の中に現れる、ボロブドゥール寺院の建築様式を取り入れた建物。銀色に輝く天井を備えた、荘厳な円形の本館は、どこか儀式の場のようでもある。施設のそこそこに配されたバティックも、もちろん美しく、本物の価値を放つものばかり。

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