くらし情報『バンコクの憂鬱 〜タクシーの乗車拒否は当たり前!?〜』

バンコクの憂鬱 〜タクシーの乗車拒否は当たり前!?〜

もっとも異なるのが支払い方法だった。「GRAB TAXI」は降車時に、メーターの金額+25バーツ(使用サービス料)を現金で支払うのに対し、「UBER」はアプリに登録しているクレジットカードからの引き落としでキャッシュレスとなる。料金はタクシーの運転手の携帯端末に表示される。「UBER」で配車される車にはメーターがついていなかった。おそらく通常は、レンタカーや企業のお抱えハイヤーとして営業しているが、そちらの業務が無い場合に「UBER」として走っているような印象を受けた。

5月からは長距離バスを運行する大手が「オール・タイ・タクシー」をスタートした。乗車拒否無し、料金交渉なしで通常のメーター使用が原則。専用のスマホのアプリやコールセンターから配車することも可能(配車料金20バーツ)クレジットカードやデビットカードの決済にも対応するという。
一般のタクシーのサービス向上につながると良いのだが。

バンコクの憂鬱 〜タクシーの乗車拒否は当たり前!?〜

なぜが派手な色が多いタイのタクシー
バンコクの憂鬱 〜タクシーの乗車拒否は当たり前!?〜

夕方も行き先によっては乗車拒否されてしまう事が多い

バンコクの憂鬱 〜タクシーの乗車拒否は当たり前!?〜

渋滞にはまるとあっという間にメーターは上がってしまう

バンコクの憂鬱 〜タクシーの乗車拒否は当たり前!?〜

個人タクシーは乗用車タイプ以外もたまに見かける

(text & photo : 中島貴義)

熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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