へ。
ニアス島もまた、日本人には有名かつ人気のある、ライト(※サーファー本人から右に割れる波)のパーフェクトバレルの割れるサーフポイントである。
ニアス島にあるグヌンシトリ空港へはメダン空港から小型飛行機で約1時間。そこからラグンドゥリとう村まで車で3時間。
ボディボードを背負った私を見て、すぐにラグンドゥリの宿の主人や、タクシーの運転手が声をかけてくる。
友人に勧められた宿に宿泊を予定していた私は、現地の人とタクシーをシェアすることにした。
ラグンドゥリまでの道のりの中、日本の「日の丸」のマークが付いた橋をいくつか見かけた。
「日本の国旗みたいなマークが付いてる」と言ったわたしに、タクシーをシェアしていた現地人が教えてくれた。
「日本の政府がお金を出して、橋を再建してくれたんだ。その橋には日本の国旗が目印としてついている。」
ここニアス島はインドネシアの中でも最貧地域の一つといわれ、2004年のスマトラ沖地震、2005年のニアス北沖地震では2000人にもおよぶ犠牲者が出ている。
地震によって大きなダメージを受けたニアス島。
そこで日本のODAによって、いくつかの橋が再建されたとのことだった。