「だから日本人には感謝しているんだ。」と屈託のない笑顔を見せてくれた。
一気にニアスと私の距離が縮まった気がした。
初めての土地なはずなのに、車の窓から見える景色もどこか懐かしく感じられる。
街を越え、車はさらに何もない道を進んでいく。
一つの小さな村についた。ここがラグンドゥリだ。
ここまで来ると、荷台にプラスチックの椅子を乗せた軽トラックがバス代わり。言うまでもなくこの道がメインストリートである。
メインストリートから数十メートル。
そこには真っ青な海が広がっていた。
目の前にはサーファーの姿も見える。
しかもファンウェーブなのに、人が少ない!!
海沿いに並ぶ、友人に勧められた宿に宿泊。
部屋から綺麗な海がみられるだけでなく、起きてすぐに波チェックができるのがいい。
だが、それだけではなかった。
ここには驚くべき景色が待っていたのである。
後編へ続く。
(Photo & text: 響子)
サーフィンコラム「インドネシアの波に魅せられて……」
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