くらし情報『シンガポールの火渡りの奇祭!ヒンズー教「ティミティ」』

2015年10月8日 02:24

シンガポールの火渡りの奇祭!ヒンズー教「ティミティ」

毎年10月~11月、光の祭り「Deepavali(ディーパバリ)」の1週間前の月曜日に執り行われるヒンズー教の祭り「Theemidhi(ティミティ)」。別名「Fire Walking Festival(火渡りの祭り)」とも呼ばれる奇祭は、2015年は11月1日を予定。本国インドではその危険性から禁止されていると言われる奇祭を、シンガポールで目撃しよう!

ティミティの由来
シンガポールの火渡りの奇祭!ヒンズー教「ティミティ」


ティミティの起源は叙事詩「Mahabharata(マハバーラタ)」。Queen Draupadi(女神ドラウパディ)が純潔を疑われ、その潔白を証明するために、熱せられた炭の上を裸足で歩いたという伝説が由来となっている。

何千人ものヒンズー教徒は、信仰心のために火渡りを行い、これにより神のご加護を受けられるという。オレンジ色に光りながら燃える炭を花に見立てて、「Flower Walking(フラワー・ウォーキング)」と呼ぶ人も。


儀式が行われる「スリ・マリアマン寺院」
シンガポールの火渡りの奇祭!ヒンズー教「ティミティ」


儀式に参加する16歳以上の男性信者は、数週間前から野菜食を摂り、儀式に備える。火渡りをする直前にお清めをするのが、リトル・インディアのMRTファーラーパーク付近「Sri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)」。

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