2023年12月26日 21:40
72歳嘱託看護師の私に凄腕ドクター「役立たずのBBAは辞めろ!」⇒望み通りに辞職したらまさかの展開に
先が思いやられると、私は頭を抱えました。
生産性重視?
モリタ先生はその後、ナースステーションであいさつをしましたが、相変わらずの失礼さ。他の看護師さんたちも険しい顔になりました。皆の期待が不安へと変わっていったのです。
その後の数週間、やたらと患者さんの診察量が増えていった事態に、看護師たちもビックリ。というのもモリタ先生は、流れ作業をするように問診を強制終了。言葉通り数を稼ぐだけで、何の気持ちもこもっていないのが丸わかりです。
長年を通して、こんなに患者に寄り添えない医者は初めてでした。
さらに横暴な態度は同僚だけでなく、患者さんにも向けられるように。
看護師たちが院長に相談すると、院長の前ではやさしく振る舞い、陰ではつっけんどんな応対に戻るという化けっぷり。おいっ子さんのことを何度も「告げ口」するのも気が引けて、私たちは、患者さんのフォローにあたる日々が始まりました。
辞めろというので…
そんなある日。控え室から、モリタ先生と若いナースの会話が聞こえてきました。どうやら彼がしつこく言い寄っている様子。しかも、恋人がいるとはっきり拒否したナースに向かって、「せっかく将来有望な俺が声を掛けてやったのに生意気だ」