マラソンブームに事故の影
最近はマラソンがブームで、各地のマラソンや駅伝大会には参加者が増加しており、参加者同士での事故も増えているという。
大会主催者が加入している民間保険では保障内容が不十分なことが多く、事故に遭った場合に嫌な思いをすることも多いという。
保障内容が不十分な事例も多数
実際、駅伝大会でケガをして主催者側の保険が適用になったものの、その保障内容では足りなかったという例がSankeiBizで紹介されている。
都内の男性会社員(35)は10月、神奈川県で行われた駅伝大会に参加した。走っている途中、後ろから来た男性にけられて転倒。大会主催者に話したところ、主催者が入っている民間保険が適用されるので、病院に行くよう促された。
病院で「民間保険が適用される」と言うと自費診療となり、男性は治療費3万円超を払った。ところが、保険会社からの支払額は病院に行った2日分計3千円で、とても足りなかった。
主催者側が保険に入っているとは知っていても、保障内容まではわからないことが多い。参加者は自身で備えをして大会に臨むことが必要かもしれない。
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