佐渡ヶ島の歴史的な繋がりを表現したアート作品『状景を紡ぐ』を展示中!10月2日まで公開
として考えられている金網を「素材」として見直し、多様な種類と特性を理解することで、金網に対する考え方を拡張し、その価値を再検討、再発見することを目的とし活動中。
金網を用いて、家具から建築までの間の身体スケールでの新しい空間デザインについての研究・提案を行っています。
■佐渡と釜石の状景を紡ぐ?
1826(文政9)年生。盛岡藩出身、日本近代製鉄業の父と称されている「大島高任氏」は、1885年佐渡金山の佐渡鉱山局長を務めました。日本人初となる鉱山の火薬による採掘法に着手、新技術で小坂・阿仁・佐渡などの鉱山を開拓し、金・銀・銅の精錬にも画期的な成果を収め近代化を進めた立役者です。その大島高任と縁が深い岩手県釡石市には、鉄鉱石製錬による出銑に成功した洋式高炉が存在し、近代製鉄産業発祥の地となっています。
以上より、大島高任を介した佐渡と釡石市など日本の近代産業の発展の歴史から本芸術祭出展を行うオブジェクトは芸術祭のみに止まらず、地域を超え近代産業を支えた遺産・歴史を紡ぐような作品の制作が多く行われています。
■特設サイト
サイト名 : 『状景を紡ぐ』特設サイト
運営会社名: 小岩金網株式会社
所在地 : 〒111-0035 東京都台東区西浅草3丁目20番14号
営業時間 : 10:00 - 18:00
サイトURL :
https://www.koiwa.co.jp/sado-art
■会場情報
展示会場 :さどの島銀河芸術祭
展示期間 :2021年8月8日~10月2日
開催地 :相川地区 大間港(佐渡市相川柴町16)