九州大学I2CNERに「三井化学カーボンニュートラル研究センター」を設置 ~九州大学と三井化学が組織対応型連携契約を締結~
CO2分離・回収
(3)CO2変換・固定化
(4)高度分析・評価
I2CNER 研究棟の外観
九州大学は、1911年の創立以来、基幹総合大学としてその歴史と伝統に培われた教育と研究を行い、優れた人材を国内外に輩出するとともに、最先端の研究や医療、また専門性の高い研究成果によって広く社会に貢献しています。I2CNERは、2010年に文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム(以下、WPI)※」に採択、設置され、2020年にはWPIアカデミーの拠点となりました。世界で最初に「カーボンニュートラル」を冠した研究機関です。
※世界トップレベル研究拠点プログラム:日本の基礎研究機能を格段に高め、国際競争力を強化していくために、高いレベルの研究者を中核とした世界トップレベルの拠点形成を目指す構想に集中的な支援を行う制度として創設。
三井化学は2020年11月に、2050年カーボンニュートラル宣言をしました。当社グループのGHG排出量削減(Scope1, 2)と、当社グループが提供する製品のライフサイクル全体を通じたGHG削減貢献量の最大化をカーボンニュートラル戦略の両輪としており、化学会社として社会変革に大きく貢献すべく始動しています。