<緑間 玲貴 バレエ35周年記念>沖縄と日本をつなぎ、未来と世界へ翔る 全7公演ツアー発表
また、本作のもう一つの大きな特徴として、緑間とYURAIを中心に作曲・制作したオリジナル音楽が挙げられます。12世紀から歴史を持つ沖縄(琉球)最古の文学かつ国内第一級史料の「おもろさうし」を、緑間が独自研究の末に辿り着いた音源を基に、オリジナル音楽に盛り込み、琉球文化の蘇生にも挑戦しました。
古事記・能楽・衣裳製作法で大和文化を、「おもろさうし」で琉球文化を、またその間にある共通項を見出した35周年記念作品に相応しく見どころ盛り沢山の内容となっています。
公演は、10月31日 新国立劇場 小劇場での東京公演の初演公演を皮切りに、2月沖縄公演(那覇文化芸術劇場 なはーと)、6月東京公演(国立能楽堂)、10月東京公演(日本橋公会堂)。また、2022年2月沖縄公演は沖縄県復帰50年記念で「那覇文化芸術劇場 なはーと こけら落とし公演シリーズ冠事業」として採択されています。
(以下、緑間 玲貴 本人よりコメント)
【作品について】
新しく制作するバレエ「御佩劍」は、倭建命の伝説になぞらえているという事になっていますが、お客様の眼前にお出しするものは、「倭建命」「弟橘比賣命」「倭比賣命」などの登場人物の「人生」