理想のファズ・サウンドを追求したコンパクト・エフェクターを発売
当時のファズ・ペダルは、シンプルな回路でありながら、きらびやかで鋭く、長く伸びるサウンドを備えており、また、入力される音量や、ピッキングのダイナミクスにも敏感に反応するレスポンスの高さは大きな魅力といえます。その一方で、電池の消耗による電圧変化、演奏場所の温度や湿度などの影響を受けやすく、サウンドや動作が安定しないという傾向を持つ個体も少なくありません。
当社は、英国“Sola Sound”との共同プロジェクトによって生まれた「TB-2W」(2021年4月発売)の開発をきっかけに、数多くのビンテージ・ファズのサウンドや、回路設計、パーツ構成、挙動に至るまで徹底的に解析を行いました。そこで得た知識と経験をもとに、独自の視点で理想のファズ・サウンドを追求したペダルが『FZ-1W』です。『FZ-1W』は、ビンテージ・ファズ特有のきらびやかで印象的なサウンド、スムーズなサスティーン、高いギター・ボリュームへの追従性を備えています。また、心臓部に高品質のシリコン・トランジスタを採用することで、よりハイゲインでありながらローノイズのファズ・サウンドを常に安定した動作で実現しています。さらに、現代の音楽シーンにもマッチする、中低域にフォーカスしたファットなファズ・サウンドも搭載。