トムラソーティング、デュオ・ラインテクノロジーを搭載したアルミ選別開始から15年を記念
トムラの高精度なセンサーとソフトウェア・インテリジェンスは、スクラップのリサイクル業者や加工業者が先手を打つのに役立ちます」と述べました。
トムラが開発したソフトウェアにより、X-TRACT FINESユニットは高スループットのアプリケーションで安定して98~99%の純度レベルを達成しています。
アルミニウムのリサイクルならびに処理のグローバルリーダーであるトムラは、業界の動向を注視し、積極的に対応しています。自動車業界が合金中の過剰なマグネシウムや不純物の管理を強化した際、トムラの社内専門家チームは2020年にソフトウェアの機能強化を開発し、マグネシウムの分離を改善して炉に対応した製品を作ることに成功しました。ゾルバやトゥイッチからのマグネシウム除去は、国内でのアルミニウム二次製錬を可能にし、C02排出量を削減する上で極めて重要な役割を果たしています。■アルミリサイクルの脱炭素化
リサイクルアルミニウムは、一次アルミニウムの5%以下のカーボンフットプリントで製造することができます。イタリアのチステルナ・ディ・ラティーナでは、グリーンビレットの鋳造会社であるインディンヴェストLT社がチェントロ・ロッタミ社から消費者使用後のアルミニウムスクラップを購入しています。