ニットを得意とする「ワランス」が、環境に配慮した素材に“モード”を融合させたサステイナブルな2021年秋冬を発表
バリにある環境に配慮した循環システムを確立した工場で元々は廃棄されたマンゴー、マホガニー、クタパンの葉などの天然素材から染色を抽出し、染めから色止めまでの過程で全てナチュラルな素材を使用。組み合わせる植物を変えることで様々な色を出す草木染めは、職人により一枚一枚手作業で丁寧に染め上げています。
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■原料の紹介
バリの草木染めで使用している5つの植物
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Mango… マンゴーの葉・黄色
Indigo… インディゴの葉・青色
Mahogany… マホガニーの葉・茶色
Ketapang… クタパンの葉・黒色
Secang… セチャンの樹・赤色
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■草木を栽培し草木の元へもどす循環システム
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原料はすべて自然由来。染めた後の原液はそのまま下水へ流さず、染料を浄化してくれる植物を植えた浄化システムを作り上げています。
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まずは工場内にあるビオトープへ流す
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ホテイアオイが濾過
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バナナの木の下へと流れていき、元気なバナナを育てる
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川へと循環する
「ワランス」では9年前からバリで生産したアイテムを販売していますが、草木染めは今回が初めてとなります。