ニットを得意とする「ワランス」が、環境に配慮した素材に“モード”を融合させたサステイナブルな2021年秋冬を発表
バリに通う中で現地の草木染め工場との出会いをきっかけに、サステイナブルなものづくりへの取り組みを始めました。草木染めはとても扱いが難しく、同じ色を出すのも草木の採取場所や時期の違いによって差が出たりします。
色止めのための化学薬品などを使用しないため、草木染めは着用を繰り返す内に少しずつ色も変化していきます。しかし、従来の欠点でもある草木染め特有の自然な“経年変化”を楽しむことを新たに提案することで、「ワランス」は新しい価値観を生み出しました。
つくる人・素材・自然と手をとり、より良い未来を想像し、環境にも人にも優しい“気のいいふく”をつくり、纏うことで、暮らしも豊かに前向きになる。その先に“気のいいくらし”が生まれるという考えから、それらをキーワードにポップアップやイベントなども今後積極的に行っていく予定です。
■WALANCE(ワランス)
“あなたに、世界に調和する。気のいいふく”を新コンセプトに掲げ、自然との繋がりを感じさせる草木染めのアイテムを中心に提案する。
世界51カ国を旅した中村法子クリエイティブ・ディレクターがデザイナー本田祥子と共に、バリのウブドで出合った草木染め工場と連携し、旅先からインスピレーションを得た世界観を色鮮やかに表現する。