くらし情報『工学院大学、オールジェンダー対応の便座をデザイン』

工学院大学、オールジェンダー対応の便座をデザイン

工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の鈴木敏彦研究室(建築デザイン学科)は、オールジェンダー対応の便座「小便座」をデザインし、11月24日から開催される産業交流展2021に出展します。高齢者や介護者、障害者やLGBTなど、誰でも安心して利用できるトイレの実現を目指します。

工学院大学、オールジェンダー対応の便座をデザイン

工学院大学がデザインしたオールジェンダー対応の便座

工学院大学、オールジェンダー対応の便座をデザイン

オールジェンダー対応便座使用イメージ

小便座は、従来のトイレの便座の上に取り付けて使用する、蓋を兼ねた男性用の便座です。男性は便器に向き合うようにまたがった姿勢を取ります。大便で使用する際は、蓋として上げて通常の便座に座ります。この便座を個人住宅・公共トイレに設置する利点として、あらゆる人のプライバシーを守る、トイレスペースを有効活用できる、飛尿による汚れ減少、オストメイト使用者は座ったままパウチ処理が可能、などがあげられます。

■「小便座」詳細
製品名 :小便座付き便器
特許 :日本教育楽器株式会社、特開2020-133151号
意匠登録:工学院大学、便座、意願2021-025312(2021年11月28日出願)
サイズ :510mm×348mm×120mm

■「産業交流展2021」

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