第1回「エコに対する意識」調査 ~環境問題への関心は高い傾向!「ESG投資」「エシカル」の理解は?~
男性は、女性に比べてビジネスパーソンが多く、経済ニュースに関連してエコ用語を見聞きする機会が多いことが、その要因と考えられます。
また、環境問題に「関心がない」人においては、「何も知らない」(同62.8%)が6割を超えており、環境問題への関心がエコ用語の理解度と大きく関係していることが表れています。
また、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の3つの観点から投資先を選別する「ESG投資」や、環境や人権に対して十分に配慮された商品やサービスを表す「エシカル」は、全ての属性で理解度が1割にも満たず、環境問題に関心がある人においても言葉が浸透していない状態となっています。
(図表D)
図D エコに関する言葉として説明できるものはありますか
[総評]
2020年7月からレジ袋が有料化され、大手飲食チェーン店を中心にプラスチック製ストローが廃止されるなど、エコに対する取り組みが実施される中で、リスクモンスターが独自に「エコに対する意識」調査(9月15日~9月16日)を行ったところ、600人から回答が得られました。今回の調査では、約7割の人が環境問題に関心を持っており、高齢層の方が若年層よりも関心が高い傾向にあることがわかりました。