ハンドルを回さなくてもスマートフォンを充電可能!手回し充電機能を搭載しない防災ラジオライトの新商品を3月11日に発売
そこで、この2年間の差を埋めるべく、ダイナモによる手回し充電機能を搭載したラジオライトが開発されました。
※当時はローリングストックといった事はほとんど浸透していませんでした。
【ダイナモの役割とその限界について】
当初の手回し充電機能は、懐中電灯には豆電球が使用されていることもあり、ラジオによる情報収集をメインに使用していましたが、2000年代に入り電球がLEDになり、さらに携帯電話への充電機能を搭載するなど順調に進化してきました。
しかし、2010年代にはいるとスマートフォンの電池大容量化と、乾電池の品質保持期限の長期化により次第にダイナモの役割の限界が見えてきました。
現在では、アルカリ乾電池の品質保持期限は10年になり、スマートフォンを充電する為には、ハンドルを10分から15分回しても1%程度しか上昇しません。その為、当初のダイナモ搭載の意義からもその必要性が薄れてきていると言えます。【これからのラジオライトについて】
元々のラジオライトは、震災時に必要な情報を入手するための『ラジオ』、停電時の『ライト』を確保することが目的でした。それに加え個人安否の発信が可能な『スマートフォン充電』も近年とくに重要視されています。