くらし情報『「千本ゑんま堂大念佛狂言」が国立劇場おきなわにて6/12(日)初上演 ~千年の歴史を持ち京都の無形民俗文化財にも登録~』

2022年6月10日 14:15

「千本ゑんま堂大念佛狂言」が国立劇場おきなわにて6/12(日)初上演 ~千年の歴史を持ち京都の無形民俗文化財にも登録~

が基本ですが、他の念佛狂言と違って「ゑんま堂狂言」だけほとんどの演目にセリフがあること(有言)が大きな特徴です。
国立劇場おきなわ 大劇場に京都引接寺の舞台を再現。今回が沖縄で初めての上演となります。

<第1部>
「花盗人」(はなぬすっと)
大名 :迫間 悟空
太郎冠者:梅原 友治
悪者 :嶋 秀人
後見 :岩見 正樹

花泥棒に罪はないという言葉がありますが、今回上演する狂言の花盗人がルーツのようです。琉球国時代にも、この花泥棒に罪はないとされ、近い事件が起きて平等所に持ち込まれましたが、若い男に下った裁きは無罪放免でした。
「美しい花を見て、つい手折ってしまったこのような心は誰にでもあるもので同情の余地がある。花泥棒に罪はない」というのが判決の大意だったそうです。
さて、狂言の「花盗人」はどういう結末になるのでしょうか・・・
「千本ゑんま堂大念佛狂言」が国立劇場おきなわにて6/12(日)初上演 ~千年の歴史を持ち京都の無形民俗文化財にも登録~

「花盗人」(提供:千本ゑんま堂大念佛狂言保存会 撮影:岡本 好明)

「牡丹獅子」(ぼたんじし)
大名 :小島 偉生
太郎冠者:宮田 勝行
獅子頭 :田尻 拓
獅子尾 :嶋 泰智
後見 :梅原 勝治

大名の屋敷の庭に、見事な牡丹が満開の花をつけました。
しかし、毎晩どこからか獅子がやってきて荒らしてしまいます。

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