くらし情報『京都の実力派劇団トリコ・Aが4年ぶりの東京公演!山口 茜の自らの体験をもとに書きあげた共生社会を問う演劇作品 トリコ・A演劇公演2022 『へそで、嗅ぐ』2022年8月にこまばアゴラ劇場にて上演』

2022年7月2日 10:00

京都の実力派劇団トリコ・Aが4年ぶりの東京公演!山口 茜の自らの体験をもとに書きあげた共生社会を問う演劇作品 トリコ・A演劇公演2022 『へそで、嗅ぐ』2022年8月にこまばアゴラ劇場にて上演

彼女の定位置は大きな松の木のある庭に面した縁側。ある時は父の読むお経とともに、ある時は縫い物をする母とともに、彼女の毎日は過ぎていた。ある日、父が倒れ、お寺に妹一家が引っ越してくることとなった。看病で不在となった母の代わりに、隆子のもとにはヘルパーが派遣され、父の不在でにわかに権力を持った住み込みのバイトに友人の出入りを制限されてしまう。隆子の環境は本人のあずかり知らぬところでどんどんと変化していくが、隆子はただそれを、受け入れていた。ヘルパーが口を出すまでは・・・。

【上演台本・演出 山口 茜コメント】
2018年に障がいを持つ方とワークショップをさせていただいた時、みなさんが、障がい者としてではなく、1人の俳優として創作に参加したいと思っておられることを知りました。そして私自身、俳優を目指していた頃に、自分のままで俳優として必要とされることは難しいと感じ、ダイエットをしたりと、本来の俳優としての訓練ではない努力をしていたことをふと思い出したのです。
そして過去の私を救うためにも、障がいを持つ人が、世間の決めた「属性」で判断されることなく、俳優訓練に邁進できる場を設けたいと思ったのです。

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