くらし情報『建仁寺両足院にて、山田晋也の展覧会「あってない なくてある - A shifting presence -」を7月16日より開催』

2023年7月18日 10:00

建仁寺両足院にて、山田晋也の展覧会「あってない なくてある - A shifting presence -」を7月16日より開催

京都の最古の禅寺として知られる建仁寺の塔頭・両足院にて、山田晋也の展覧会「あってない なくてある - A shifting presence -」を2023年7月16日から7月24日まで開催します。

2020年、2022年に続いて、両足院で三度目の作品発表となる今展では、ライフワークとして伝統的な染織品の制作にとりくむ山田が、古来から続いてきた「織り」という営みを、インスタレーションに導入します。

建仁寺両足院にて、山田晋也の展覧会「あってない なくてある - A shifting presence -」を7月16日より開催

展示風景1

【作品について】
夕闇の静寂の中、山田が抽象画を描いた黒い絹本の囲いの中で、織り手が手機のゆかしい音を響かせ、シルエットで浮かび上がります。その気配と動きは、知らないのに懐かしいもの、「遠くて近い、近くて遠い」、「あってない、なくてある」という、相反する感覚として感得されることでしょう。期間中、会場で絶え間なく織りつづけられるのは、純白の紙布。かつて織物用の金銀箔の支えとして用いられてきた素材を再利用し、織り上げた布は両足院に奉納されます。
ものが作られる過程を、美として提示する試み。それは、人間が技とともに生きてきた長い時間を荘厳することでもあります。


通常非公開の両足院で、夜に公開される本展は、特別な空間と時間を提供します。

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