くらし情報『工学院大学、今和次郎コレクション資料66点を一般公開 東京駅構内「東北へのまなざし1930-1945」に出展』

2022年7月20日 14:00

工学院大学、今和次郎コレクション資料66点を一般公開 東京駅構内「東北へのまなざし1930-1945」に出展

ユートピア、5章 今和次郎・純三の東北考現学で展示されます。民俗学者・柳田國男と行った民家調査をふまえ今和次郎が力を入れた、東北の近代化と生活改善、建築設計の検討や、弟の今純三[1893-1944]が郷里・青森で実践した考現学、それぞれから浮かび上がる東北の風景について、兄弟のスケッチを中心に紹介しています。
本展示ではこのほか、ドイツの建築家ブルーノ・タウト、民藝運動を展開した柳宗悦、フランスのデザイナー、シャルロット・ペリアン、東北生活美術研究会を主導した吉井忠らにも注目し、各人が東北で残した作品を公開しています。

工学院大学、今和次郎コレクション資料66点を一般公開 東京駅構内「東北へのまなざし1930-1945」に出展

今和次郎 ≪ 積雪地方農村経済調査所 雪国試験農家家屋 透視図 ≫ 1937年、工学院大学図書館

本企画展は巡回展として、4~6月に岩手県立美術館、福島県立美術館でも開催され、約8,000名が訪れました。東京ステーションギャラリーでの最終展示でも、多くの来場を期待しています。

■企画キュレーター 福島県立美術館 副館長兼学芸課長 堀 宜雄さん
今和次郎コレクションは、建築史、考現学、服飾史に多大な貢献をした今和次郎の蔵書、資料等の総体です。この歴史的アーカイヴの受入は、故・荻原正三 工学院大学名誉教授(1932-2021)

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