2022年7月22日 11:00
素早く簡単に火おこしをしたい!火も燃料も使わずに炭火をおこせる電動火おこし機「QUICK BBQ」を7月23日に販売開始
を使用した場合、「QUICK BBQ」で約5分経過したところで炎が上がり、同じ時点でガスバーナーで加熱したものは表面だけに着火されたという結果になりました。
また動画の後半をご覧いただくと、ガスバーナーの方は炎が当てられている面のみに火がついているのに対し、「QUICK BBQ」は酸素が送り込まれるので火が回りやすく、裏側まで燃えていることがわかります。
■火を使ってないのに、何で火がつくの?
ガストーチのように炎を噴出するわけでなく、熱風を送ることで着火できる電動火おこし機。
火を使わないのに着火できるなんて不思議に思われるかも知れませんが、炭が燃焼するメカニズムを知れば納得できます。
炭が燃焼するメカニズム
炭の主な成分は炭素(元素記号=C)。そこに空気を送り込み、空気中の酸素(元素記号=O2)と熱を与えて燃えると、炭の表面で炭素の酸化反応がおこり、二酸化炭素(元素記号=CO2)が発生します。
つまり、熱を加えて酸化反応をさせると同時に、酸素を送り込むということも重要なのです。
その点、トーチバーナーでは表面の温度を上げることはできますが酸素の供給は不十分、だからうちわや送風機で空気を送りこむ必要があります。