2022年9月21日 14:00
特別企画展「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」を、京都府立堂本印象美術館にて10月8日(土)~11月23日(水・祝)開催
画家としての実績が認められ、1981年には文化勲章を受章しました。
生きものを慈しむまなざしと高い品格、加えて知的な構成力と静かな空気感は、華楊ならではの魅力と言えるでしょう。本展では、動物画・花鳥画の世界で独自の境地をひらいた華楊の代表作を通して全貌を紹介します。
【展覧会のみどころ】
★代表作が勢ぞろい!豊かな生命を表現した動物画と花鳥画の世界
●伝統的な日本画の表現による《洋犬図》(1937年)や戦後の代表作《黒豹》(1954年)などの動物画とともに、詩情豊かな花鳥画の名品《行潦(にわたずみ)》も展示。
●山口華楊と堂本印象(1891-1975)は、同時期、同じ京都衣笠(きぬがさ)を拠点に活躍した日本画家同士。印象自らデザインした堂本印象美術館で華楊芸術の世界を展観するまたとない機会。
【主要出品作品】
山口華楊「洋犬図」 1937年(昭和12)第1回新文展 東京国立近代美術館蔵
山口華楊「仔馬」 1955年(昭和30)第11回日展 日本芸術院蔵
山口華楊「樹」 1963年(昭和38)第6回新日展 京都市立芸術大学芸術資料館蔵
山口華楊「虎」 1956年(昭和31)第12回日展 丸一鋼管株式会社蔵
山口華楊「雨歇む」