くらし情報『大阪梅田に不思議な2.5Dの金魚アートが登場 深堀隆介展「きんぎょ鉢とちきゅう鉢」10/26~11/1開催!』

大阪梅田に不思議な2.5Dの金魚アートが登場 深堀隆介展「きんぎょ鉢とちきゅう鉢」10/26~11/1開催!

金魚を描き始めて22年、僕の金魚もとうとう二十歳を超えました。あっという間だったように思います。当初、自信を失い作家を辞めようとした時に、部屋の一匹の金魚をみて金魚を描き始めました。あの時みた金魚は、どんな高級な金魚や熱帯魚よりも私にとって美しかったのです。それから私は、なぜ金魚を描いているのか?という答えを探す旅が始まったのです。
さて、今回の題名にある「ちきゅう鉢」という言葉は、僕が作った造語です。この言葉が生まれた背景には、地球と金魚鉢が同じような環境下にあるということに気がついたことからでした。金魚飼育で最も重要なことは水換えです。
綺麗な水は金魚を長生きさせます。ですが水換えをせず汚れていくと、そのうち雑菌や病原菌が発生して金魚鉢の金魚は絶滅してしまいます。金魚は生きているだけで水を汚します。しかし私たち人間は、水も汚せば空気も汚します。現在、世界中で猛威を振っている新型コロナウイルスが発生した状況は、「地球が汚れているよ」という地球からのメッセージに思えてなりません。金魚鉢も地球も淀みです。淀みとは 新鮮な水が入らない遮断された水のことです。誰も水換え空気換えはしてくれません。

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