くらし情報『没後100年。今も新しい森鴎外の言葉をモチーフにした書展 ベルリン、津和野を回って世田谷で1月19日から開催。』

2023年1月12日 09:30

没後100年。今も新しい森鴎外の言葉をモチーフにした書展 ベルリン、津和野を回って世田谷で1月19日から開催。

が開かれ、地域の人たちのみならず、遠方も含め200人以上の参観者がありました。この書展は吉見松香氏がベルリンの「森鴎外記念館」副館長のベアーテ・ヴォンデ氏よりオファーを受け制作し2020年に当地で公開されたものがメインとなっています。

没後100年。今も新しい森鴎外の言葉をモチーフにした書展 ベルリン、津和野を回って世田谷で1月19日から開催。

ベルリンの「森鴎外記念館」

【78歳の書家、鴎外の言葉を書く】
吉見松香氏は2023年元日に78歳の誕生日を迎えられました。日本とドイツの架け橋になればと期待していたフランクフルトでの書展が中止となり、知人の紹介で世田谷のギャラリーカフェ ジョルジュで展示することになりました。そもそも、まだ小学校教員をしていた2004年の夏に、ベルリンの森鴎外記念館の外壁プロジェクト「鴎外」墨書コンクールを偶然知り、定年退職の記念になればと応募したことが始まりです。最優秀賞を得て「鴎外」の文字は外壁を飾ることになりました。今ではベルリンのシンボルとして認識されています。また、それで終わりではありませんでした。
15年後にそのご縁で鴎外の言葉を書くことになったのです。言葉選びに始まり作品完成までの1年あまり、ドイツの記念館との認識の違いなどもあり、何度もくじけそうになりましたが、鴎外の孫・小堀鴎一郎氏に出会ったことは作品制作に向けてのエネルギー源になったそうです。

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