2023年5月16日 11:00
「もっとよく考える」をいつでも再現可能な作業にする本『世界で一番やさしい考え方の教科書』発売
日米でグローバルに活動するコンサルティングファーム、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社[本社:東京都港区]の代表取締役社長である榊巻 亮が2023年4月、『世界で一番やさしい考え方の教科書』(以下、本書)を出版しました。
書籍『世界で一番やさしい考え方の教科書』
AIが徐々に人間の知的生産の領域を浸食し始めており、「人間は知識より考える力で勝負しなければならない未来」がすぐそこまで来ています。
しかし「考える力を持て」と言われても「私、賢くないから」「考えても浅いと怒られるから」と尻込みする人が多いのではないでしょうか。本書は、そんな人たちに向けて「考えることは決して才能やアートではなく、いつでも再現可能な作業なんだ」を小説形式で分かりやすく伝える本です。
■「考える」は再現可能な作業だ
世の中には「XX思考」のような「考えるためのツール」があふれています。しかし本書では、これらを使うだけでは考えたことにはならない、と訴えます。
わたしたちケンブリッジはこう考えます。AIにはできない、人間ならではの「考える」は、思考の前後に「他者の認知」と「行動」を追加して一連のプロセスにすることで初めて成立する、と(下図)。