くらし情報『世紀の大工事から60年!今年、黒部ダムは竣工60周年 くろよん建設の拠点、長野県大町市では記念イベントが目白押し!』

2023年5月23日 12:00

世紀の大工事から60年!今年、黒部ダムは竣工60周年 くろよん建設の拠点、長野県大町市では記念イベントが目白押し!

の長野県側の玄関口であり、コロナ禍前は年間およそ100万人もの観光客の皆様に黒部ダムなどの絶景を体感いただいております。

昭和31年「世紀の大工事」といわれたくろよん建設は、関西電力により計画され、富山県と長野県の県境にそびえたつ北アルプスの向こう側に流れる黒部川に、高さ186mの巨大なダムを建設するというものでした。この大工事で、最も重要であったのが、長野県側から資材を運機するための大町トンネル(関電トンネル)の建設でした。

昭和31年8月からはじまった掘削工事は、昭和32年5月、破砕帯にぶつかり、掘削不可能となってしまいました。苦闘の末7ヶ月を要し、ついに破砕帯を突破したのです。大町トンネル(関電トンネル)開通後は、北大町駅付近から扇沢を経て大量の資材が運ばれ、実に7年の歳月と当時の金額にして513億円の工費、延べ1,000万人もの人手により昭和38年くろよんは完成しました。黒部ダムは、関西の電力不足を救い、日本の経済成長を助けました。「くろよん建設」のまさに前線基地となったのが、長野県大町市なのです。
黒部ダム公式サイト
https://www.kurobe-dam.com/

世紀の大工事から60年!今年、黒部ダムは竣工60周年 くろよん建設の拠点、長野県大町市では記念イベントが目白押し!

建設当時の黒部ダム
世紀の大工事から60年!今年、黒部ダムは竣工60周年 くろよん建設の拠点、長野県大町市では記念イベントが目白押し!

現在の黒部ダム

■豊川「黒部の太陽」

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