アートに「障がい者の」は、いらなくないですか?アーティスト・空叶論の世界観に盛り上がれ!カードゲーム『てか、ただのゆるい日常じゃないですか!』発売
このカードは「カチコチウシ」です。
原題の「時をかける仔牛」から、くしゃみをするたびに時間が巻き戻ってしまうスキルを持っているというストーリーを想像しました。花粉症の季節になると若返り、歳をとれない悲しき運命かも。
カチコチウシのカードには、時間が巻き戻り「手番が逆回り」になるというスキルがあります。ゲームは、それぞれのカードに描かれたキャラクターのスキルを上手に使って、相手のカードを推理し勝敗を決めます。
原題:時をかける仔牛
【アートに「障がい者の」はいらないかも、というチャレンジ】
私たちは、障がい者の才能から生まれる芸術作品をビジネスに活用し、障がい者の利益につなげようと取り組んでいます。障がい者作家に使用料を支払い、例えば作品を広報誌などの表紙に使う、企業や団体などのノベルティーアイテムに活用するなどの事業です。
SDGs(国連の持続可能な開発目標)や、ESG投資(環境や人権などへの配慮を評価に加えた投資)がいわれるなかで、作品の活用は「社会貢献」「福祉のため」になります。
一方、作品が社会で活用されることは、作家の励みにもなっています。
ただ、作品と社会をつないできた私たちには、どこか一方通行の歯がゆさがありました。