くらし情報『宮城県南三陸町における藻場の再生・拡大へ向けた共同研究の開始』

2023年8月7日 14:00

宮城県南三陸町における藻場の再生・拡大へ向けた共同研究の開始

共同研究にあたっては、漁業協同組合や住民の皆さんの協力を得て、外部専門家やまちづくりの理念への賛同者と協働しながら、自然を基盤とする地域主体のまちづくりに向けた交流や人材育成のあり方・進め方についても検討を行っていきます。

具体的には、
・アマモおよびタチアマモの藻場再生と再生技術の体系化
・藻場再生による生態系の維持・改善およびブルーカーボンの創出
・沿岸域の藻場再生・保全活動に向けた地域住民や地域外ボランティアを対象とした環境学習の実践

(2) 目指す姿
南三陸町など4者は、アマモおよびタチアマモの藻場再生と志津川湾の生物多様性保全に向けた実践研究を通じて「いのちめぐるまちづくり」に貢献するとともに、藻場の再生と保全に関する技術や仕組みの体系化を目指します。次段階として、全国各地の海における生物多様性のより良い保全・再生と漁業の活性化、藻場再生による脱炭素社会への貢献に向け、本研究成果の実用化を進めます。

(ご参考1) 鹿島建設のアマモ種苗生産・移植技術
● 鹿島建設は、地域固有のアマモの遺伝子を保護しながらアマモ場を再生する技術を有しています。
● 自生しているアマモ草体からの品質が良い種子の確保、長期保存、発芽促進、種苗の安定的大量育成ができ、観測と環境評価モデルにより適正移植場を選定し、波条件に応じた移植基盤を提供し、移植後のモニタリング調査までを行うトータルな藻場再生手法を確立しています。

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