くらし情報『建設中の安藤ハザマ東北支店ビルで低炭素コンクリートを適用し材料由来のCO2を176トン削減』

2023年9月1日 11:15

建設中の安藤ハザマ東北支店ビルで低炭素コンクリートを適用し材料由来のCO2を176トン削減

さらに、高い流動性を持たせることで充填コンクリートにも適しています。本工事では約150m3/立方メートルを打設し、約26トンのCO2を削減しました。
BBFA(R)高強度コンクリートは、当社と生コンプラントが共同で大臣認定を取得しています。

3. 今後の展開
本工事ではLCA(ライフサイクルアセスメント)を実施し、詳細計算により低炭素コンクリートの適用が建築物のライフサイクルの脱炭素化に有効であることを確認しています。さらに国内初となる、建築物のLCAでカーボンフットプリントおよびエコリーフの2種類の環境ラベルを取得しました(注5)。
安藤ハザマは、今後も環境負荷の低減やライフサイクルCO2の削減に向けた取り組みの一環として、コンクリートの低炭素化技術を開発し、適用を推進していきます。

(注1) 杉が吸収するCO2量の計算
参考:林野庁ウェブサイト「森林はどのぐらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/ondanka/20141113_topics2_2.html

(注2) 結合材
粉体のうち、水と反応しコンクリートの強度発現に寄与する物質を生成するものの総称。

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