2024年1月23日 09:30
人には聞こえない神秘的な動物の声を描く 今なお続く密猟問題を問う、深く考えさせられる絵本『きこえないこえ』2024年1月23日(火)発刊
株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2024年1月23日に、絵本『きこえないこえ』(内田麟太郎・作/竹上妙・絵)を発刊します。
本書は、人には聞こえない神秘的な動物の声を描いた意欲作です。今も続く密猟問題を訴えるゾウの声に、耳を傾けてみませんか……?
『きこえないこえ』表紙
【あらすじ】
人には聞こえない超低周波を使って会話をすることができるといわれている、ゾウとクジラ。群れの中で最後の一頭になってしまったアフリカゾウは、はるか沖にいる友だちのクジラにむかって、静かに語り出した……。愛する仲間たちをつぎつぎと見送り、いまは独りになってしまったゾウがクジラに伝えたのは、象牙を目的に、人間に乱獲された悲しい過去だった――。
【本書の特色】
1) 作家・内田麟太郎氏が、『エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか』(ライアル・ワトソン・著、福岡伸一、高橋紀子・翻訳/木楽舎)にインスパイアされて紡いだ意欲作。
2) 動物や昆虫をおもなモチーフとした作品を発表している画家・竹上妙氏が、迫力ある美しい筆致で新しい画法を取り入れながら描いた作品。
3) 今なお続く密猟問題を問う、深く考えさせられる一冊。