2024年2月1日 10:00
業界初!「セルロースナノファイバー(CNF)」を活用した芯なしトイレットペーパーの芯孔強度改善に関する特許を取得
丸富製紙株式会社(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:佐野 武男、以下:当社)は、芯なしトイレットペーパーの製造過程において、植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を芯孔へ活用する技術を開発し、特許を取得したことを公開いたします。
家庭紙メーカーである当社は、植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を芯なしトイレットペーパーの中心部に使用して強度を20%高める技術を開発し、特許を取得いたしました。
※業界初=当社調べ
超長尺トイレットロール
◆開発の背景
芯なしトイレットペーパーは、多くの人が利用する公共・娯楽施設で重宝されており、近年のインバウンド需要が後押しすることで、年々需要は高まっています。また、取り替え頻度の削減といったメリットがあることで、一般家庭にも浸透しつつあります。当社は、創業当初から、芯なしトイレットペーパーへの製造・販売に注力しており、2015年には、超長尺と呼ばれる、通常の約5倍の長さ(一般的な芯有り50mシングルトイレットペーパーとの比較)を巻いた芯なしトイレットペーパーの販売始め、2019年には5年前の約1.8倍へ成長。現在では、自社内の全生産量の約30%を占める主力カテゴリーとなっております。