くらし情報『浪曲界の第一人者、京山幸枝若が浪曲の牙城、浅草木馬亭で“古希記念京山幸枝若フェスティヴァル”を開催。』

2024年2月14日 17:00

浪曲界の第一人者、京山幸枝若が浪曲の牙城、浅草木馬亭で“古希記念京山幸枝若フェスティヴァル”を開催。

名人、初代京山幸枝若が脇に作った子であった(イワユル婚外子)が、その事情は伏せられて育った。
学生時代の半ばはフォークソングに熱中して浪曲には見向きもしなかったが、友人が持ってきた実父初代京山幸枝若のレコードを聞き感動してそれから浪曲の道を志した。

その後、初代幸枝若の実子であることを知らされ大きなショックを受けるが、昭和四十六年に先代京山幸枝若に十七歳で入門(あづみパラダイスにて年季明けの披露をしたのが昭和四十八年)し京山福太郎を命名される。この頃は実母の京山みつゑが曲師を務めており厳しい指導でメキメキ腕を上げ、父譲りの声節も相まって若くして頭角を現す。
平成16年ついに二代目京山幸枝若を襲名。
膨大なレパートリーを初代から受け継ぐ。十八番ネタは『会津の小鉄』シリーズ、『左甚五郎』シリーズなど多数。侠客もの、武芸もの等、硬軟両面に冴えを見せる。

声の良さ、啖呵(会話部分)の良さ、節(地の部分)の良さと三拍子揃った名人。時に放たれる警句の切れ味も絶品。
オリジナルの演歌も発売多数。堅苦しいイメージの浪曲を、「わかりやすく」「面白く」をモットーに日々舞台に立つ。社団法人浪曲親友協会会長として若手の育成にも精力的に取り組み、浪曲の復興に力を注ぐ。

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