くらし情報『2024年7月5日(金)開催「夜の本屋さん」で楽しもう!『サド侯爵の呪い』刊行記念 金原瑞人×中西史子 トークイベント 「ソドムの百二十日」手稿をめぐる、物語のような事実開催のお知らせ』

2024年7月5日(金)開催「夜の本屋さん」で楽しもう!『サド侯爵の呪い』刊行記念 金原瑞人×中西史子 トークイベント 「ソドムの百二十日」手稿をめぐる、物語のような事実開催のお知らせ

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2024年7月5日(金)開催「夜の本屋さん」で楽しもう!『サド侯爵の呪い』刊行記念 金原瑞人×中西史子 トークイベント 「ソドムの百二十日」手稿をめぐる、物語のような事実開催のお知らせ

手稿の受難、サド自身の波乱の生涯、投機詐欺
──三本の糸がからみあい、最後にすべてが収束する。
まるでミステリー小説のようなノンフィクション!

フランス革命のどさくさにまぎれ、バスティーユ監獄から盗み出された世紀の問題作『ソドムの百二十日』。マルキ・ド・サドが紙を貼り継ぎ、獄中で密かに綴った小説の直筆原稿はいくども歴史から消える危機に直面しながら、無名の好事家、性の革命家やシュルレアリスムのパトロン、エロティカ蒐集家などの間を渡り歩き、持ち主の生涯を狂わせてきた。
手稿が当局の目を避けるように歴史のはざまをたゆたっている頃、手紙や直筆原稿を扱うビジネスがヨーロッパで成熟していく。パリの切手専門店で珍しい「気球便」と出合い魅了されたレリティエという男は、猛然と手紙類の蒐集を始めた。さらには伝統的な直筆原稿市場に乗り込み、ビジネスの拡大を画策する。
21世紀に入り、フランス政府は国外に持ち出されていた『ソドムの百二十日』を買い戻して国宝に指定する計画を進めていた。交渉がまとまるその直前、フランス政府の鼻先を掠めて手稿を手に入れたのが、レリティエだった。
そしてこの『ソドムの百二十日』手稿が、フランス全土を揺るがす事件の震源となる──

【書誌情報】
ジョエル・ウォーナー 著 金原瑞人 中西史子 訳
2024年6月17日発行
定価 2,420円(10%税込)

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