くらし情報『第3回東アジア文化フェスタ開催 ~日本・中国・韓国・朝鮮4か国の芸術競演~』

第3回東アジア文化フェスタ開催 ~日本・中国・韓国・朝鮮4か国の芸術競演~

です。踊り手が顔に手をかざしたりマントを翻したりした瞬間、目にも止まらぬ速さで喜怒哀楽を表現するマスクが変わる技です。日本で本格的な変面を鑑賞できる機会は、多くはありません。

フェスタで演じるのは、残留孤児2世の劉妍(りゅう・けん)さんと、夫の劉東風(りゅう・とうふう)さんの夫妻。現在はともに日本在住です。劉妍さんは1985年に瀋陽京劇院に入団して技を磨き、コンテストでの受賞歴も豊富。劉東風さんは1981年に国立北京京劇院に入団し、数々の演目で主演を務めた経験があります。2人が演じるのは、変面に京劇の動作を加えたオリジナルの「双人変面」。
1回の演技で顔を変えるのは通常は20回程度ですが、2人は40回ほども顔を変えることができ見ごたえ十分です。

第3回東アジア文化フェスタ開催 ~日本・中国・韓国・朝鮮4か国の芸術競演~

中国伝統技能「双人変面」

■多彩な演者が観客を魅了
東京朝鮮中高級学校舞踊部の朝鮮民族舞踊は本格的です。学校が朝鮮民族の伝統文化継承に力を入れていることもあり、過去には海外でも公演するなど技量は折り紙付きです。韓国の民族楽器のカヤグム(弦楽器)、ヘグム(同)、そして非常に珍しいピリ(笛)の共演も見ものです。
中国からはほかに、バリトン・ソプラノ歌手や二胡、太極拳のプロが出演。

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