子供たちが学ぶ環境問題と美化活動「環境研修会2024 in 沖島」が8月3日に実施
子供たちは魚に興味津々で、「これは何?」「なんて魚?」と質問し、在来種だとわかると積極的に琵琶湖に逃がしていました。また、全長50cmを超えるブラックバスや、重量5kgの鯉は子供たちの注目を浴びました。しかし、捕れた魚の90%以上がブラックバスやブルーギルといった外来種で、子供たちは琵琶湖の現状を目の当たりにし、「琵琶湖の魚は外来種ばっかりになってるの!?」・「琵琶湖の中にどれだけ外来種がいるの?」と声を上げていました。
昼食には、沖島の漁協婦人部「湖島婦貴(ことぶき)の会」のみなさんが作った沖島弁当をいただきました。琵琶湖でとれた魚の天ぷらや煮つけ、自家栽培の野菜の天ぷらなど、どれも非常においしく、子供たちは完食していました。
実験や地引網の結果を通じて、間違った捨て方や間違った行動である「ポイ捨て」や「ペットを捨てないこと」などが、今自分たちにできることとして理解をしてくれ、子供たちは「自分もできる!」という声を多く上げてくれました。
暑さで疲れも見せましたが、子供たちは終始笑顔で環境研修会を楽しんでいました。この研修会を通じて、子供たちは環境問題を悪化させない重要性を学び、自分たちにできることを考える貴重な機会となりました。