四天王寺大学、女子中高生の理系進路選択を推進する「みらい科学教育推進室」を設置
四天王寺大学(学長:須原 祥二 所在地:大阪府羽曳野市)地域連携・研究推進センターは、地域における中高生の科学技術に対する興味関心、理解の向上を図るための取組を推進するための活動組織として、「みらい科学教育推進室」を2024年10月10日(木)に設置いたしました。
■設置の背景
本学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「次世代人材育成事業」(委託事業)のプログラムの一つである「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」において、本学教育学部の佐藤美子教授を代表者とするプログラムを提案し、令和5年度までの2年間の事業として採択されました。
大阪府を対象地域とし「(1) 女子中高生の科学的な能力を引き出す機会を提供し、理系に関する多様な職業への理解を深め、理系科目を学ぶ意欲を醸成することによって理系進路を選択する女子中高生を増加させること」「(2) 様々な職業の中で、科学の芽を育てる理系素養を備えた教員を職業の選択肢として考える女子中高生を増やすこと」を目的として、科学実験ワークショップ、女子大生や研究者との交流会などの活動を行ってきました。
科学実験ワークショップの様子
これまでの活動のもと、本学では全学的な活動として推進していく必要があると判断し、地域連携・研究推進センター内に「みらい科学教育推進室」