などと思うようになるのです。あるいは、「自分の人格を(精神を)支えてくれる器量を持った彼女が欲しい」など、心とか精神という目に見えないことを基準に彼女を選ぶようになります。
もちろんルックスなどの目に見えるものも考慮するのだけれど、見えるものの優先順位が下がるんですよね。
■ 女っぽさより「人として分かり合えるかどうか」
何歳になっても、男にとって女とはミステリアスな生き物だから(=男と女は別の生き物だから)、男は「女らしいところ」を探し、そこに惚れます。
でも、30代になると、「それだけ」だと疲れてくるんですよね。「女っぽさを100%出してくる彼女のことが理解できない!」なんて悩み、考えることに疲れてくるのが30代です。
そして、疲れつつ、隣を見たら、カップルで同性の友達かのように仲睦まじくしているふたりが目に入るのです。「女っぽさに惚れやすい俺だけど、彼女として付き合う女性は、同性の気の置けない友達みたいな人がいいなあ」彼はある日、ふとこう思うのです。
つまり、男女の「ちがい」ではなく「同じところ」に意識が向くようになるのです。これはきっと、女子も同じじゃないでしょうか?ちがう?
■ 「幻」